訃報は突然訪れるものであり、特に男性の場合には、場合によっては喪主を務めることにもなりかねません。
このような時に慌てることのないように、喪服とともに小物の準備もしっかりとしておきたいところです。
男性の喪主に必要な小物としては、数珠が挙げられます。
仏式の葬儀の場合には、必ず数珠は必要になります。
数珠は僧侶が選んだお経の数を数えるため、人間の持つ108の煩悩を打ち消すためのものだと言われています。
自分の身を守るお守りのような役割とも言えるでしょう。
貸し借りはしないのがマナーの一つであり、頻繁に使うものではないのですが、自分専用の数珠を用意しておくことが求められます。
神式やキリスト教などの仏式以外の葬儀の場合には使うことはないので、十分な注意が必要です。